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木材の手配・工程に視点を置き紹介

設計が完了し 施工担当の工務店も決定しました
工事着工の前には安全祈願の起工式・地鎮祭を
行いいよいよ住まい造りの始まりです。大安吉日



起工
地鎮


設計段階では設計図書とともに完成模型・軸組模型もスタディ-されています。






絵で観る木材流れ工程

伐採
山匠

木材の伐採は 山の地理的な条件や林道の有無等々により異なりますが、 ここでの写真は搬出道路に近い事例です。 
伐採前に
山の神に祈願をし、伐採方向の決定・鋸入れ・伐採倒木・枝切除去・珠きり長さ決定・珠きり・搬出の工程で進みます。熟練した山の
匠の技は倒す方向も正確で、迅速、安全感がありました。人間の寿命以上の樹齢、地響きして倒れる瞬間は神妙な気持です。


原木
市場

原木市場に一般の方や住まいの建て主が直接行き、見学会や
勉強会の機会が増えてきました。説明者:森商木材・田岡さん。

製材
乾燥

原木市場の丸太から製材して初めて色々な用途の部品・部材として使えるようなります。大まかには柱・梁・枠・板材に製材されています。
ここ嶺北地域では樹種としては桧と杉の流通ですが、主に良質な杉がたくさんある地域です。年間の伐採計画の上で供給されています。

樹齢・色目・木目・節の状態・含水率等を確認

製品
部材
検査
搬出

ここまでは「山・木材」担当のメンバ-の手配作業で進んできました
ここから 刻屋・現場での「大工・工務店」の手配・作業となります。


上 : 一部構造用集成材の柱・梁部材
下 : 刻屋で大工さんの加工作業工程


刻屋
加工
建前
現場

木材の手配・加工の工程と平行して現場では「基礎工事」 が
進んでいました。基礎工事も完成、刻屋での大工さんの加工
も終わり、住まい主の待ちに待った建前です。 -
大安吉日-


建前は大工さんの晴れ舞台

土台
柱建
梁桁
建込

ここに紹介している写真は数軒の建前事例です。・・・ 敷地の条件によりレッカ−の手配、 職人の車の駐車場の手配、近隣への配
慮、安全作業用の仮設足場の確保等々、また、天候にも左右されるので週間天気予報にも、細心の注意が必要になります。作業は
順次進み家の形、軸組みの姿が見えてきます。規模にもよりますが屋根仕舞いまでには、一週間ほどの日程で工事が進行します。

小屋
組込
小屋
野地
軸組
検査


軸組みを表す真壁の建物は軸組の状態で美しく表現するのが基本

- 土佐派の家 -



- 屋根仕舞いの瓦葺きの工程は「
 瓦 」のペ−ジも参照 -

屋根
仕舞
瓦葺
棟上

基本的な構造材は構造を構成する軸組み部分ですが、構造材が
そのまま見える真壁の家では造作材としての扱い仕上げが行わ
れ意匠・デザインとして表現されます。以下はその事例紹介写真


外部・内部の木材の使用部材・部位
意匠
外部
意匠
内部
住い
完成






Otukaresamadesita !


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